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昔の彼からの名言

『昔の彼からの名言』

日本に住んでいた頃に、4年間付き合った
日本人の彼氏から別れ際に言われた言葉。
今も時々思い出して、胸に刻みつけています。

最後の別れの決め手はごくごく小さな喧嘩だった。
どうしてこんな小さな喧嘩で別れなくていけないのか
理解が出来なかった。

この4年間に大きな喧嘩も乗り越えてきた二人なのに…



「一つ一つの小さな不満や喧嘩はその時に解決できるし、
僕もずっと、根に持っていたわけではないよ。

でも、貯まっていたグラスの水が溢れてしまってから、
どうしてこうなったんだろう?と考えてみたんだ。

だけど、実は長年かけてたまっていった、
一滴づつの水が原因だったとわかるんだ。

そこで、1つ1つを思い返す。
この一滴もあの一滴も、解決していたと
思っていたけれど、実は貯まっていただけなんだ。

今にもあふれ出しそうなグラスに君が入れた
最後の一滴が今回の喧嘩だった。」

あの時の私は若くて、彼の言い分は、
言い訳にしか聞こえなかった。

でも今はよく解かる。
彼が何を言おうとしていたのか。
私も色々な経験を、年と共にしてきたから。

人間関係は、日々の小さな積み重ねなのだと
実感しています。

家の旦那のグラスはきっと、この元彼の
何倍も大きいのは間違いないと思う。

だけど、彼にもリミットはあると思う。

私にもリミットはある。


一度落ちてしまった水滴は、
一度言ってしまった事に取り返しがつかないように、
取り戻せない。

だからこそ、

お互いの日常から思いやりをもって
仲良くしていかないといけないなと反省。

どんな小さな揉め事でも、その場で吐き出せば
少しはましかもしれませんが、吐き出せない
性格の人もいる。

吐き出せない方が先に相手を見限る事が
多いのはそこなのかもしれませんね。

旦那のグラスを一杯にしないように、
私も旦那を見習って、自分から積極的に
優しくしなきゃ…


・・・それにしても、彼の名言。
苦い思い出だったけど、日本語の表現って
やっぱりいいですね。

こぶしと親指


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